香港航空の到着が遅れ、成田空港で夜明かしをせざるを得ない状況に
成田空港で夜明かしをせざるを得ない状況に

バンコクから、香港乗り継ぎで成田へ行く便を予約していました。HX610便は香港15:50発、成田21:00着予定の便です。予約する時から、この便が少し遅れると帰宅できなくなる恐れがあるのは分かっていました。ですので、東京駅から自宅への最終の鉄道の時刻と、その電車に間に合う成田空港からの高速バスの時刻を調べておきました。
机上の計算では、飛行機が1時間30分遅れると最終電車には間に合わないだろうという感じでした。ただし、「机上」というのは、飛行機が着陸したとほぼ同時に到着ロビーに出て、ほとんど待たずにバスに乗ることができた場合のことなのです。
さて、バンコクから香港の空港に着くと、乗り継ぎ便の搭乗ゲート番号は出ていませんでした。まだ、出発までに3時間以上ありますからね。到着してしばらくすると、乗り継ぎ便の出発予定時刻が1時間5分遅れるとの表示が出たのです。これはまずいです。何回か計算したのですが、自宅への最終の電車に間に合うかどうか非常に微妙なのです。
まず、本当に1時間5分遅れで出発するかどうか分かりません。そして、香港空港が混んでいて、すぐに離陸できない場合もあるでしょう。また、途中、強い向かい風に遭えばさらに遅れますし、成田空港が混雑していて着陸待ちのために時間がかかるかもしれません。それに、香港航空は成田では第2ターミナルですので、着陸してからターミナルまでかなりの時間がかかります。そしてそして、受託手荷物がすぐに出てきてくれるかどうか? 成田空港からのバスに空席があり、待たずに乗ることができるかどうか? などなど、たくさんの難関が待ち受けています。とりあえずの結論として、成田空港の到着時に再度検討してみますが、かなり厳しい状況だということになりました。
搭乗ゲートで待っていると、機材が到着したのは出発予定時刻の30分前でした。出発にはまだ1時間弱の時間を要するということです(国内線なら30分でも可能ですが)。ということは、さらに30分程度遅れることが予想されます。ですので、この時点で、ほぼ最終電車には乗れないことになります。私の周囲でも、成田空港からの交通がなくなるのではと心配している方たちがちらほら見受けられました。
HX610便は、定刻よりも1時間38分遅れの17:28にゲートを離れました。離陸したのは17:45です。成田空港に着陸したのは、定刻よりも1時間6分遅れの22:06でした。この時点で万事休すでした。どんなに早くても、あと30分弱で到着ロビーへ出てバスに乗るのは不可能でしょう。飛行機が、ターミナルを回りこみゲートに到着したのは22:22でした。着陸してから16分もかかるのですね。
ゲートに到着すると、少なくない方たちが先を急ぎ走っていました。ここで走っても、荷物が出てこなかったら意味がないのですがね。私は最後方の座席だったのですが、ターン・テーブルの所に着いたのは22:39。まだ荷物は出始めていませんでした。そして、到着ロビーに出たのは22:46でした。東京駅や新宿駅へ向かうバスそのものはまだあるのですが、そこから先の足がありません。ということで、第2旅客ターミナルの北ウエイティングエリアで夜を明かすことにしました。
もちろん、香港航空は何もしてくれません。以前もキャセイパシフィック航空で同様のことがあったのですが、何もしてくれませんでした。翌日の東京駅行きの始発のバスに乗ったのですが、私と同じフライトだった方も乗っていました。私同様、昨日の足がなかったのですね。
[ 参 考 ] タイランド・ライブラリー

にほんブログ村

- 関連記事
-
- 今日まで、スクートが日本=バンコク線をバカ安の26,662円程度~(諸費用、受託手荷物、機内食込み)で
- 香港航空の到着が遅れ、成田空港で夜明かしをせざるを得ない状況に
- 航空機の席の配列まで分かる/フライトのサービスに特化した検索サイト「ルートハッピー」