バンコクにある日本人経営の旅行会社「バンコク旅行センター」が営業停止
知らなかったのですが、バンコクのシーロム通り沿いのビルの中にある日本人経営の旅行会社「バンコク旅行センター」が、突然、営業を停止をしたようです。同社のホームページ上にもそのことが掲載されています。
ホームページ上では、「2016年6月14日(火)12時半頃、弊社代表及び日本人スタッフが、 突然イミグレーションに逮捕され、勾留後、5年間再入国禁止処分となりました。」との説明がなされています。また、「今後、法的手続きを経て、データの修復及び被害の回復を図る意向ですが、 バンコクの事務所に立ち入れない事態は全くの想定外であり、 断腸の想いですが事業を停止し、事後処理に最善を尽くすしか術がありません。」とも記載されています。ですが、「具体的に今後どのようにするのか」「連絡先」は記載されていません。
本当にホームページに記載された通りなのか? それとも、夜逃げや計画倒産の類なのかは分かりません。ホームページ通りなら、被害に遭われた方へはいくらか戻ってくるはずです。期待はしない方がいいですが。とにかく、被害に遭われた方はお気の毒です。
最近の日系の旅行会社の突然の営業停止としては、カオサン通りにあった「MPツアー」やアソークにあった「プログラムD」があります。「だから大手の旅行会社の方がいいのです」という方がいらっしゃいますが、一概にそうとは言えません。大手でもつぶれる時にはつぶれますので。
今、旅行会社は、かなり苦しい状況です。特にツアーを催行していない会社は、よく営業を続けていると思います。ホテル予約に関しては大手のネット販売会社と価格競争をしなければならないですし、多くの航空会社は、旅行会社に航空券の販売に対するコミッションを払わなくなっているからです。ですので、ホテルの予約や航空券の販売だけでは、営業するのはかなり難しくなっています。
とにかく、今回の件は残念な事件です。
◆バンコク旅行センター

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