広がりを見せた「フアヒン日本人全裸騒動」の背景
フアヒンでの日本人全裸騒動が、日本のTVニュースでも取り扱われるという広がりを見せました。関係した会社が謝罪文を発表したからかもしれませんが、ここまで大きくなるとは思いませんでした。今回の騒動で改めて思ったことは、あまりにも気軽に海外旅行へ行ける時代になってしまったために、訪問国の事情を全く頭に入れないで行く方が多いということです。
まず、今回の騒動を起こした人たちは、おそらく、フアヒンという場所がどのような場所かは知らなかったのではないでしょうか。私なら、社員旅行にフアヒンは選びません。思いっきり騒げませんのでね。そして、この行為がプーケットやパタヤーで行われたなら、今回ほど大きな騒ぎにはならなかったかもしれません。フアヒンは、王室の保養地がある場所だということを行く方は認識しないといけません。とはいえ、昔のフアヒンはかなり静かな場所だったのですが、最近では夜になると音楽もガンガンかかっていますし変わってしまいましたが。
また、プーケットやクラビーなどのビーチでは、トップレスにTバック姿の外国人観光客をよく見かけます。個人的には、良くないことだと思います。観光客からすれば、地球をわざわざ半周して太陽の日差しを浴びに来たのだからと思うのかもしれません。ですがね…。タイ側も観光客の減少を招いてはいけないので、取り締まるということはしません。もちろん、フアヒンでトップレスの人はいません。
なにしろ、女性は肌の露出を防ぐために、水着にはならずにTシャツで海の中へ入る国です。その国でトップレスになるというのはどうなのでしょう?まあ、最近は、タイの女性の服装もかなり大胆にはなってきていますが。
タイの公園では、よくランニングをしている外国人女性を見掛けます。そして、明らかにノーブラで走っているということが分かる人たちも多いです。あれもどうなのかと常々思っています。
そして、意外にタイを訪れる日本人でも知らない人が多いのではないでしょうか?女性は、決して僧侶に触れてはいけないということを。これは、タイでは基本中の基本です。私はいつもハラハラしているのですが、混雑している交通機関の中で、僧侶たちは必死に女性と接触するのを避けています。にもかかわらず、外国人女性観光客たちはわれ関せずで、僧侶の横を無造作に通り抜けて行くシーンをたびたび目撃します。もちろん、わずかではありますが、服同士が接触したりしています。
よくないですよね。海外へ行く時には、もう少し訪問国のことを勉強して行くべきではないかと思います。

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Never underestimate Japanese shame
Khaosod Englishさんの投稿 2016年3月11日
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